オメガ王国

ノベルゲームの感想・批評(主にシナリオの)サイトです。管理人はSSオメガ。御用がおありの方はメールフォームからどうぞ。【制作者向け】【レビュー】のタイトルがついている記事ではネタバレを含んでいます。ご注意ください。

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【レビュー】LOOT【制作者向け】

 典型的なノベルゲーム風の文章で、基本的に一文一文が短め。文章に飾り気はなく、シンプルさが推理要素とよくマッチしていた。登場人物の恐怖を描いたりする方面ではあまり強くない印象だったが、作品としてシナリオに要求されているポイントを的確に押さえており、作品全体の完成度を押し上げていた。素晴らしい。(このゲームにおいて最も重要な点はやはり『設定』だ。異能という凡庸な設定からいかに推理ものとしての魅力を引き出すかでシナリオの善し悪しが決まる。そして、その上でキャラクターの魅力等を描くことができればよい。要は一番大切なところを間違えるな、ということである)
 設定について。推理+能力で、12種類能力がある。登場人物9人の中に能力者を殺すとその能力を簒奪できる【盗賊】能力者がいる。主人公の能力は【盗聴】能力。能力12種は地味なものが多く、ややインパクトに欠ける反面、推理ゲームとしてはベターなチョイスとなっている。伏線は豊富で、謎解き要素を含めて設定のレベルは高い。レビューサイトを回ると、登場人物は薄味だという声が多かったが、推理ものとしては一般的なラインではないだろうか。あまりにも強烈な個性をつけるとシナリオ上で問題を引き起こす(登場人物に行動原理と合わない行動をさせる羽目になる、等)可能性もある。
 システム関係では、二枠表示のシステムがチャレンジ精神に溢れており、作り手の意欲を感じた。縦書き・横書きの関係上やや読みにくかったが、主人公の盗聴能力を表すものとして非常に優秀なシステムだった。
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